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2007年08月20日

チョコレートと健康

チョコレートの原料であるカカオには様々な効能があります。
カカオには豊富なポリフェノールが含まれています。
カカオ・ポリフェノールは、動脈の繊維にコレステロールがたまったり、コレステロールが酸化を受けて動脈硬化が進むのを防ぐそうです。
さらに、カカオ・ポリフェノールはガン予防も期待されるのではないかと言われています。
さらに、カカオ・ポリフェノールはストレスにも打ち勝つことができると思われています。
さらに心理的ストレスにたいしても抵抗力が強まることが確かめられました。
さらに、アトピーや花粉症などのアレルギーにもカカオ・ポリフェノールによって抑えられると考えられています。
ほかにも、ココアは胃潰瘍や胃がんとの関連が深いピロリ菌や病原性大腸菌が増えるのをおさえるなど、細菌感染予防に効果があるほかに、治りが早くなることも分かっています。
さらに、チョコレート自体は太りません。
そして、カカオ成分は、虫歯効果があるということも分かっています。
そして、チョコレートは食べるだけでなく、香りによって集中力や注意力、記憶力をあげることも分かっているのです。  


Posted by ブロやン at 23:59

2007年08月02日

チョコレートの原料 カカオ豆の種類について

現在栽培されているカカオの系図の源流は3種と言われています。
これらを基に、味覚・香味の良い、病害・虫害に強く、収量が多くそして収穫のし易い品種の研究が進められて、多くの派生種が栽培されています。
その3種について紹介します。
まず、クリオロ種です。
中央アメリカ、メキシコ、西部ベネズエラに昔から生育していたもので、特に、メキシコ南部からニカラグアで多く生産されます。
病害虫に極めて弱く、栽培が非常に難しい種ですが、豆の品質は良く、独特の香りを有しており、フレーバービーンズとして珍重されます。
現在は、ベネズエラ、メキシコなどにごく少量生産されています。
次にフォラステロ種です。
この豆の原産地は南アメリカのアマゾン渓谷、オリノコ渓谷等です。
一般に成長早く、病害虫に対する耐性が強く、栽培は容易なので、現在は世界の主流となっており、東南アジア、西アフリカなどで栽培されています。
そして、トリニタリオ種です。
これは、トリニダッド島で交配されたクリオロ種とフォラステロ種の性質を受継いだハイブリッド種です。
栽培は容易な上、良質な豆です。  


Posted by ブロやン at 09:01

2007年07月12日

チョコレートの原料 カカオ豆について

カカオ豆はチョコレートやココアの主原料で、カカオの樹の果実の中にある種子のことです。
カカオは、赤道の南北緯度20度以内、年間平均気温27℃以上の、年間を通じてその上下する範囲がごく狭い、高温・多湿な地方で栽培される熱帯植物です。
主要な産地は、西アフリカ、東南アジア、中南米があげられます。
カカオ豆の味は、産地、カカオの樹の種類、栽培する土地の土壌・気候などによって異なり、チョコレートメーカーは製品ごとにカカオ豆を選択し、いくつかの豆をブレンドしてチョコレートの特徴を出すことが多いようです。
カカオの花は、1個または房のようになって年中、幹や枝に咲きます。
白、ピンク、ばら色、黄色、赤など小さくてデリケートでやわらかみのある美し花です。
この花は結実し、6ヵ月後に完熟します。

実はカカオポッドといい、長さ20センチくらいのラグビーボールのような形で、堅い殻で覆われています。
その中にパルプと呼ばれる甘く白い果肉に包まれた種子、カカオ豆が入っています。
このカカオ豆を採取し、1週間程度発酵させます。
発酵が終わったカカオ豆は水分を6%以下に乾燥させます。
天日乾燥が主流です。  


Posted by ブロやン at 11:51

2007年07月10日

チョコレートの日本の歴史

チョコレートは18世紀後半に長崎見聞録の中で紹介されています。
それは、「しょくらとを」の飲み方、味が記されています。
外国に唯一門戸を開いていた長崎でチョコレートが知られていたことがわかります。
チョコレート工場の始まりは、森永太一郎氏が、赤坂溜池に森永商店を創業し、原料チョコレートを輸入し、クリームチョコレートの製造を始めたことです。

森永商店は、明治37年10月にクリームチョコレートの広告を新聞に掲載しています。
この広告が、国産工業生産チョコレートの最初の広告といわれています。
そして、大正7年(1918年)に森永製菓は田町工場において日本で始めて、カカオ豆からチョコレートの一貫生産を開始しました。
同年8月に原料用ビターチョコレート、10月にポケット用ミルクチョコレートを発売しました。
板チョコレートの量産化でチョコレートの普及が進み始め、また、価格も輸入品に比べて安くなりました。
大正8年にはミルクココアを発売しました。
これが、日本のココア第一号です。

昭和になると、多くのチョコレート製品が市場にならぶようになり、チョコレートの嗜好が一般に受け入れらて大衆化し、消費の対象が広範囲となってきました。  


Posted by ブロやン at 10:01

2007年07月09日

チョコレートの歴史

チョコレートの歴史はメソアメリカ文明にまでさかのぼります。
この時代の文化・文明期の遺跡の土器、壁画、石碑等から、カカオが栽培されていたことが実証されています。
そして、ヨーロッパへカカオは伝わりました。
カカオからできた飲みもの“ショコラテ”は神様の食べものと呼ばれて、王侯・貴族や高級僧侶など間で、大変貴重なものとされていました。
カカオの効能は「適量を飲むと元気になり、快活、活気づく」とされ、宴会の終わりに出されていたそうです。
このショコラテを庶民が飲めるようになったのは、ヨーロッパがスペインに征服され、支配体制が崩れてからでした。
このショコラテには、チリペッパーとバニラが入っていたと言われています。
カカオ豆の用途としては、まず、お金として使われていました。
その価値は時代や地域によって異なり、19世紀に貨幣が登場するまで使われていました。
他にも、カカオ豆は様々な儀式に使われ、結婚式では結納や引き出物として使われました。
また、死者を弔う儀式にも神聖なものとして扱われたそうです。
他にも、座薬などの薬としてもごく最近まで活用されていました。  


Posted by ブロやン at 02:03