2007年07月10日

チョコレートの日本の歴史

チョコレートは18世紀後半に長崎見聞録の中で紹介されています。
それは、「しょくらとを」の飲み方、味が記されています。
外国に唯一門戸を開いていた長崎でチョコレートが知られていたことがわかります。
チョコレート工場の始まりは、森永太一郎氏が、赤坂溜池に森永商店を創業し、原料チョコレートを輸入し、クリームチョコレートの製造を始めたことです。

森永商店は、明治37年10月にクリームチョコレートの広告を新聞に掲載しています。
この広告が、国産工業生産チョコレートの最初の広告といわれています。
そして、大正7年(1918年)に森永製菓は田町工場において日本で始めて、カカオ豆からチョコレートの一貫生産を開始しました。
同年8月に原料用ビターチョコレート、10月にポケット用ミルクチョコレートを発売しました。
板チョコレートの量産化でチョコレートの普及が進み始め、また、価格も輸入品に比べて安くなりました。
大正8年にはミルクココアを発売しました。
これが、日本のココア第一号です。

昭和になると、多くのチョコレート製品が市場にならぶようになり、チョコレートの嗜好が一般に受け入れらて大衆化し、消費の対象が広範囲となってきました。


Posted by ブロやン at 10:01

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