2007年07月12日

チョコレートの原料 カカオ豆について

カカオ豆はチョコレートやココアの主原料で、カカオの樹の果実の中にある種子のことです。
カカオは、赤道の南北緯度20度以内、年間平均気温27℃以上の、年間を通じてその上下する範囲がごく狭い、高温・多湿な地方で栽培される熱帯植物です。
主要な産地は、西アフリカ、東南アジア、中南米があげられます。
カカオ豆の味は、産地、カカオの樹の種類、栽培する土地の土壌・気候などによって異なり、チョコレートメーカーは製品ごとにカカオ豆を選択し、いくつかの豆をブレンドしてチョコレートの特徴を出すことが多いようです。
カカオの花は、1個または房のようになって年中、幹や枝に咲きます。
白、ピンク、ばら色、黄色、赤など小さくてデリケートでやわらかみのある美し花です。
この花は結実し、6ヵ月後に完熟します。

実はカカオポッドといい、長さ20センチくらいのラグビーボールのような形で、堅い殻で覆われています。
その中にパルプと呼ばれる甘く白い果肉に包まれた種子、カカオ豆が入っています。
このカカオ豆を採取し、1週間程度発酵させます。
発酵が終わったカカオ豆は水分を6%以下に乾燥させます。
天日乾燥が主流です。


Posted by ブロやン at 11:51

削除
チョコレートの原料 カカオ豆について